日時：2023年7月30日（日）10:30～
場所：日本キリスト教団代々木教会礼拝堂

説教の解説

◆本日の礼拝の、新約聖書の箇所にはイエス・キリストによる、ドキっとするような言葉があります。「隠れているものであらわにならないものはなく、秘められたもので、公けにならないものはない。」
◆この言葉から、私は以前、企業の不祥事とか、検察によって被告人の偽証が暴かれること、ひいては、自分ついた嘘がいずれバレることをイメージしていました。
◆もちろん、そのようにとらえてもよいのですが、イエスの言おうとした本当の狙いはそうではなさそうです。なぜなら、上の言葉の前に、こう言っているからです。「ともし火を持って来るのは、升の下や寝台の下に置くためだろうか。燭台の上に置くためではないか。」
◆つまり、私たちひとりひとりそれぞれに与えられたタレント（能力、才能）をこの世に輝かしなさい。そのようにイエス・キリストは伝えようとしているのです。