4/19の礼拝説教の新約聖書の箇所の小見出しは、「エマオで現れる」です。4/19イエスが十字架で殺されたとき、クレオパともう一人の弟子はエマオ村への道を身の保全のために逃げました。その途上の出来事についてです。
旧約聖書には、出エジプト記があります。ギリシャ語でも英語でもエクソダスです。ホドスが道で、その前にエクスがついてエクソダスです。同じホドスにエイスがつくとエイソドスで、「中に入る道」となります。
旧約のエクソダスはエジプトの奴隷だったイスラエルの民がリーダーのモーセに率いられてエジプトを脱出し、独立する40年間の長い旅の記述です。
一方、新約のルカ福音書のエクソダスはエルサレムから西方11キロのエマオという村への逃亡で、その道にイエスが現れることによって出来事が起こります。
仏教に「悟る」という言葉があります。迷いを脱して真理を知るという意味でしょう。
聖書にはメタノイヤ「回心」という言葉があります。進む方向を180度変える、という意味です。
エマオへのエクソダスの途上、「回心」の出来事により目が開かれ、弟子たちが180度向きを変えてエルサレムに戻るエイソドスへのお話をさせていただきます。
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